インターネット広告に騙される心理

9月24日（水）、主催講座の６回目、信大人文学部・准教授の佐藤広英先生をお迎えして「インターネット広告に騙される心理」の講座を開催しました。最近はオレオレ詐欺等の被害額が県内で数千万円にも上る被害が報告されており、こうした講座により、より正確な情報を得て被害者が少しでも減少すれば幸いです。広告のうたい文句に「今日中に購入しないと安くならない」、「初回の購入は半額になります」、「今から30分以内に申し込まれた方は特典が付く」などと人間の心理を上手に巧みに宣伝して商品を求めさせるケースが後を絶ちません。情報量が多すぎて理解しにくいことが多いのも問題です。広告は「宣伝」が目的で「正しい情報の提供」が目的でないことがやはり問題です。まとめに、「こうしたら良くなる」という特効薬はないことを頭に入れておきましょう。自分ができることは正しい情報を正確につかみ立ち向かうしか方法はないように感じます。今後もこうした講座がいろんな場所で広まり、啓発活動に繋げていくことを願います。