恒例の葉月寄席

8月7日(水)、恒例の葉月寄席を開催しました。例年、この葉月寄席を楽しみにしているファンが多く人気のある講座です。今年は地元講師である山神亭道楽さんのお母さんがこの5日、世寿100歳でご他界されたことにより急遽、信濃屋中蔵さんに2席お願いしたところです。道楽さんのお母様のご冥福を心よりお悔やみ申し上げます。さて、今年は紅一点としてあおもり亭廣咲さんに「悋気の独楽」を披露していただきました。欲を言えば「津軽弁」で語っていただくことも良かったかもしれません。信濃屋中蔵さんには「青菜」「抜け雀」の2席をお願いし、お二人には、江戸の文化、人情噺に鍛錬された話し方口調に参加者は魅了されました。昨年同様、丁度60名の参加者がありました。落語だけでなく「色もの」として島根県の無形文化財である「どぜうすくい」を地元の東福寺澄夫さんに披露していただいたことも大きな反響がありました。