太平洋戦争と満州移民

5月8日(水)、第2回目の桃のさと主催講座の2回目、”太平洋戦争と満州移民”と題した講演会を開催しました。実際に当時の満州に家族で渡られた川中島町在住の滝澤博義さんの貴重な体験談でした。滝澤博義さんは昭和9年4月13日、長野県下高井郡の現在の木島平村でお生まれで、家族5人で満州に渡られました。当時、9歳の少年でした。終戦になりロシア兵が南下する最中、昭和20年の8月25日には所属していた高社郷の514名の集団自決についても触れられました。”戦争は敵も味方もなく人間の心まで奪う”ことを身をもって語ってくださいました。世界の戦争・紛争が一刻も早く終結し平和な世界が訪れることを願って止みません。今回の講演会では、満州移民にかかわりお話を頂いた丸田さん、飯島さん、浜田さん、そしてこの日の講演会のためにパワーポイントを制作し資料提示してくださった竹村さんに感謝です。また、110名もの参加者の皆様にも深く感謝致します。