今を生きる終活のヒント

1月24日(水)、「今を生きる終活のヒント」と題して終活講座を行いました。この講座は本年度一般から要望のあった講座で今回そのプランを立て実施することができました。先ず、講師は川中島町公民館館長であり、地元寺院の住職がその任を担いました。最初に今年元旦に発生した能登半島地震で被災され23日現在で233名の尊い命を落とされた方々に黙とうを捧げ一日も早い復興を願いました。併せて今回は地震災害募金をお願いしたところ9,210円の募金が集まりました。この募金は先週から川中島町住自協や町公民館で行っている募金と合わせて被災地に届けることになりましたのでご報告致します。さて、今回の講座では50人の参加者が受講され終活のヒントに触れました。終活にかかわるStep①~⑤までの段階に分け、断捨離、医療と介護支援、人生の最期の場所、葬儀の規模、戒名や墓石、納骨のあり方など住職の体験を通してお話しました。これらのことはエンディングノートに記録し残しておくことも付け加えました。残りの時間は宗教で示されている「慈悲と寛容」「愛」(アガペーとエロス)のお話と芥川龍之介の「蜘蛛の糸」に登場する主人公「犍陀多」の行為を振り返りました。あっと言う間に終わりましたが「終活」については関心が高く次回も継続することをお約束して講座を終了いたしました。